労働衛生コンサルタントとは

◇1962年(昭和47年)に労働安全衛生法に基づいて制定された国家資格です。

◇厚生労働大臣が行う高度な国家試験に合格し厚生労働省の名簿登録を受けた安全衛生の専門家です。

◇事業者の求めに応じて安全衛生診断を行い、安全衛生改善計画の作成その他の安全衛生指導を行うのが主な職務です。また、安全衛生教育の講師として講義を行います。

◇安全衛生についての高度の専門技術を有していますので、皆様方の良い相談相手になれると存じます。ぜひ労働衛生コンサルタントをご活用ください。

労働安全衛生法 第八十一条第二項≫
『労働衛生コンサルタントは、労働衛生コンサルタントの名称を用いて、他人の求めに応じ報酬を得て、労働者の衛生の水準の向上を図るため、事業所の衛生についての診断及びこれに基づく指導を行うことを業とする者』
 

労働衛生コンサルタントによって得られるメリット

*事業場では得難い労働衛生の専門家の指導が受けられます。
*事業場では気づかない問題点を明らかにし、有効かつ効果的な方法を教えてくれます。
*必要な時に、必要な事項について依頼することができるので経費節減になります。
*経営に役立つ安全衛生管理の進め方につて教えてくれます。
 

守秘義務

労働衛生コンサルタントには、守秘義務がありますので、安心してご相談いただけます。

最近の労働衛生の動きと労働衛生コンサルタント

 近年、多様化した勤務形態等に伴い、職場における健康管理、メンタルヘルス、職場環境問題は複雑化しています。メンタルヘルス不調を訴える労働者の増加など新たな課題が発生してきている中で、今や労働衛生は、労働災害防止の観点から事業者の法的責任が大きくなってきています。また、企業の社会的責任(CSR)の要素としても「職場の安全衛生」や「従業員の健康管理」が位置づけられており、労働衛生は経営にとってますます重要なものとなってきています。  健康的な職場づくりは、生産性の高い事業活動の基本的な要素です。企業の成長発展のために、労働衛生コンサルタントを、ぜひご活用ください。